協会について

一般社団法人ヘルスケアフードサービスシステムの趣旨

 ヘルスケア(病院/介護)施設給食部門は治療・療養を支援する機能のもと運営されているが多くの 課題を抱えている。 現在、多くの施設では赤字経営が常態化し、さらに人手不足による人件費の上昇、食材費、消費税増税等コストが上昇し給食経営が一段と悪化している。
 一方、現場においては「個別化栄養管理」のもと多品種少量生産により生産性は低下、労務量が増加の傾向にある。取り巻く環境はとても厳しい状況にあり、給食の変革は必要不可欠であると考えられる。すなわち、これまでの既存の管理手法や業務プロセスを抜本的に見直すリ・エンジニアリング (Re- engineering)のもと給食システムの再構築は喫緊のテーマである。
  そうした情況を鑑み当分野の有識者やコンサルタント実務者によるチーム編成のもと一般社団法人「ヘルスケアフードサービスシステム(HFSA)協会」を設立し、ヘルスケア施設の食事サービスを刷新する。


一般社団法人ヘルスケアフードサービスシステムの目的

 ヘルスケア施設に関わる給食マネジメントシステム全般についての情報・技術の調査、研究、啓発活動を通じて給食経営・運営の在り方、クックチル・ニュークックチル及びアッセンブリーシステムやセントラルキッチンの有効活用等これか らの給食システムを構築しクライアントの諸課題に対し、ビジョン・戦略・計画から具体的なソリューション手法までの一連のシステム構築を提供し、社会貢献を図る。
  あわせて特別会員、個人会員、賛助会員との交流を深め相互の発展を目指す。